抹茶ケーキの作り方|しっとり濃厚なレシピ公開

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目次

はじめに

抹茶ケーキの魅力

抹茶ケーキは、香り高い抹茶の風味と、しっとりとした食感が魅力のスイーツです。和のテイストを楽しめるだけでなく、洋菓子との組み合わせも抜群で、抹茶のほろ苦さが甘さを引き立ててくれます。コーヒーや紅茶だけでなく、日本茶とも相性が良いため、幅広いシーンで楽しめるのもポイントです。

さらに、抹茶にはカテキンテアニンといった健康成分が含まれており、抗酸化作用やリラックス効果が期待できます。美味しく食べながら、健康にも気を使えるのは嬉しいですね。

しっとり濃厚に仕上げるポイント

抹茶ケーキをしっとり濃厚に仕上げるためには、いくつかのコツがあります。

  1. 抹茶の量を調整する
    抹茶の風味をしっかり感じるためには、適量を守ることが大切です。少なすぎると風味がぼやけ、多すぎると苦みが強くなりすぎるので、レシピ通りの分量を意識しましょう。
  2. バターや生クリームを使う
    油分が少ないと、パサついた仕上がりになりやすくなります。バターや生クリームを適量加えることで、しっとり感をアップさせることができます。
  3. 焼きすぎない
    焼き時間が長すぎると水分が飛んでしまい、パサつく原因になります。焼き加減を確認しながら、適切なタイミングでオーブンから取り出しましょう。

これらのポイントを押さえれば、お店のようなしっとり濃厚な抹茶ケーキを作ることができます。次の章では、実際に使用する材料について詳しく紹介します。

材料の準備

美味しい抹茶ケーキを作るためには、材料選びがとても重要です。特に抹茶の種類やバターの質によって、風味や食感が大きく変わるので、こだわりたいポイントを紹介します。

必要な材料(18cmパウンド型1台分)

  • 薄力粉 … 100g
  • 抹茶パウダー … 10g
  • 無塩バター … 100g
  • 砂糖(グラニュー糖) … 80g
  • … 2個
  • ベーキングパウダー … 小さじ1(約4g)
  • 牛乳 … 50ml
  • 生クリーム(動物性推奨) … 30ml
  • … ひとつまみ

材料選びのコツ

1. 抹茶は質の良いものを選ぶ

抹茶の風味や色を美しく出すためには、製菓用ではなく、できるだけ上質な抹茶を選びましょう。
鮮やかな緑色のものを選ぶ(くすんだ色のものは風味が弱い)
石臼挽きの抹茶は香りが豊か

2. バターは無塩を使用

無塩バターを使うことで、塩分の調整がしやすくなります。また、マーガリンではなくバターを使うことで、コクと風味が格段にアップします。

3. 砂糖はグラニュー糖がベスト

グラニュー糖を使うことで、生地がきめ細かく、ふんわりと仕上がります。もししっとり感を重視するなら、きび砂糖三温糖を使うのもおすすめです。

4. 牛乳&生クリームでしっとり感をアップ

牛乳だけでなく、生クリームを少し加えることで、より濃厚でしっとりした食感になります。特に動物性の生クリームを使うと、風味が格段に良くなります。

材料がそろったら、次は下準備を行います。美味しく焼き上げるための大切なステップなので、丁寧に進めましょう。

下準備

抹茶ケーキを美味しく仕上げるためには、焼く前の準備がとても大切です。しっとりとムラなく焼き上げるために、以下の手順をしっかり行いましょう。

1. オーブンの予熱(180℃に設定)

ケーキを焼く前に、オーブンを180℃に予熱しておきます。予熱が不十分だと、ケーキが均一に膨らまず、焼きムラができる原因になります。オーブンによっては温度のクセがあるため、焼き時間の調整が必要な場合もあります

2. 材料の計量と粉類の準備

焼き始める前に、すべての材料を正確に計量し、すぐに使えるようにしておきましょう。

薄力粉・抹茶・ベーキングパウダーをふるう

  • 粉類は2回以上ふるいにかけることで、ダマを防ぎ、生地がふんわりと仕上がります。
  • 抹茶は特にダマになりやすいため、他の粉類と一緒にしっかりふるっておきます。

バターと卵を室温に戻す

  • バターは冷たいと混ざりにくく、分離の原因になるため、室温で柔らかくしておきます。(約30分〜1時間)
  • 卵も冷蔵庫から出して常温に戻しておくことで、生地がなめらかになります。

3. 型の準備

  • パウンド型や丸型にクッキングシートを敷く
    • シートを敷くことで、焼き上がり後にケーキを型からきれいに外しやすくなります。
    • シートがない場合は、バターを塗って薄力粉をまぶしておくのもOK。

これで、焼く前の準備は完了です!次はいよいよ、生地作りの手順に進みます。

生地作りの手順

しっとり濃厚な抹茶ケーキを作るためには、生地作りの工程を丁寧に進めることが大切です。特にバターと卵の混ぜ方、粉の加え方がポイントになります。

1. バターと砂糖を混ぜる

バター(100g)をクリーム状にする

  • 室温に戻したバターをボウルに入れ、泡立て器またはハンドミキサーでなめらかになるまで混ぜます。
  • 空気を含ませるように混ぜることで、ふんわりとした生地になります。

砂糖(80g)を数回に分けて加える

  • 砂糖を3回程度に分けて加え、その都度しっかり混ぜます。
  • 白っぽくなり、ふわっとしたらOK!

2. 卵を少しずつ加える

卵(2個)を溶いて、少しずつ加える

  • 一度に入れると分離しやすいので、少しずつ(3回くらいに分けて)加えるのがポイント。
  • しっかり混ぜながら加えることで、なめらかな生地になります。
  • 万が一分離してしまったら、大さじ1程度の薄力粉を加えて混ぜると復活します!

3. 粉類を加える

ふるっておいた薄力粉・抹茶・ベーキングパウダーを加える

  • ゴムベラに持ち替え、さっくりと切るように混ぜる(練りすぎると食感が重くなる)。
  • 粉っぽさがなくなったらOK!

4. 牛乳と生クリームを加える

牛乳(50ml)と生クリーム(30ml)を加えて混ぜる

  • ここで生地の硬さを調整し、よりしっとりした食感に仕上げます。
  • 混ぜすぎるとグルテンが出てしまうので、ゴムベラでさっと混ぜる程度に。

これで生地の完成です!次はいよいよ焼きの工程に進みます。

焼き方と焼き時間のコツ

生地が完成したら、いよいよオーブンで焼いていきます。焼き時間や温度管理を適切に行うことで、しっとりとした仕上がりになります。

1. 型に生地を流し込む

生地を型に流し入れる

  • 用意した型に、生地を高さが均等になるように流し込む
  • ゴムベラを使って表面をならし、軽くトントンと台に打ち付けて空気を抜く
  • 空気が多く入ると、焼き上がりに大きな気泡ができることがあるので注意。

2. 180℃で焼く(約35~40分)

オーブンに入れ、180℃で35~40分焼く

  • オーブンの種類によって火力が異なるので、30分経過したら様子を見る
  • 焼きムラができやすい場合は、途中で型の向きを変えると均等に焼ける。

3. 竹串で焼き加減をチェック

竹串を中央に刺して確認

  • 竹串を刺して何もついてこなければ焼き上がり
  • もし生地がついてくる場合は、5分ずつ追加で焼く
  • 表面が焦げそうな場合は、アルミホイルをかぶせて焼くと◎

4. 焼き上がったら、型ごと粗熱を取る

すぐに型から出さず、10分ほどそのまま置く

  • 焼きたてはとても柔らかいため、すぐに取り出すと崩れやすい。
  • 10分ほど放置してから型から外すと、形がキレイに保てる。

次は、仕上げとアレンジのアイデアを紹介します!

仕上げとアレンジ

焼き上がった抹茶ケーキを美味しく仕上げるためには、型からの取り出し方やデコレーションの工夫が重要です。また、食べるタイミングや保存方法によっても、味わいが変わるのでチェックしてみましょう。

1. 型から外すタイミング

焼き上がったらすぐに型から外さない

  • 焼きたては生地が柔らかく、無理に取り出すと崩れる原因になります。
  • 粗熱が取れるまで(10〜15分程度)型のまま置いておく

粗熱が取れたら型から外して冷ます

  • ケーキクーラーの上に移し、完全に冷ますことで余分な蒸気が抜け、しっとり感が持続
  • クッキングシートを使っている場合は、シートを優しく剥がす

2. デコレーションのアイデア

そのままでも美味しいですが、ひと手間加えるとさらに見た目も味もグレードアップ!

粉糖や抹茶パウダーをふりかける

  • 茶こしを使って、抹茶パウダーや粉糖を薄く振ると、おしゃれな仕上がりに。
  • 抹茶の風味を際立たせるため、食べる直前に振るのがポイント!

ホイップクリームやあんこを添える

  • 生クリームを泡立てて添えると、抹茶のほろ苦さが引き立つ
  • 和風アレンジなら、あんこや白玉を添えて和スイーツ風にするのもおすすめ!

チョコレートやナッツをトッピング

  • ホワイトチョコを溶かしてかけると、甘みとコクがアップ
  • ローストしたくるみやアーモンドを散らすと、食感にアクセントが生まれる

3. 美味しく食べるための保存方法

しっとり感をキープする保存のコツ

  • ラップでぴったり包み、冷蔵庫で保存(2〜3日以内に食べる)
  • 食べる前に常温に戻すと、よりしっとり美味しくなる。

長期保存なら冷凍もOK!

  • 1切れずつラップに包み、ジップ付き袋に入れて冷凍(約1ヶ月保存可能)
  • 食べるときは、自然解凍(室温で30分〜1時間)すると風味が戻る。

これで、しっとり濃厚な抹茶ケーキの完成です!次の章では、レシピのポイントを振り返りつつ、アレンジの楽しみ方を紹介します。

まとめ

今回は、しっとり濃厚な抹茶ケーキの作り方を詳しく紹介しました。美味しく仕上げるためのポイントを振り返りましょう。

1. しっとり濃厚に仕上げるポイント

抹茶は上質なものを使う(鮮やかな緑色のものを選ぶ)
バターや生クリームを加えてしっとり感アップ
粉類はふるいにかけ、ダマを防ぐ
卵は少しずつ加えて分離を防ぐ
焼きすぎないように、竹串でチェックする

2. アレンジの楽しみ方

  • 和風にアレンジ:あんこや白玉を添える
  • 洋風アレンジ:ホワイトチョコやナッツをトッピング
  • デコレーション:粉糖や抹茶パウダーでおしゃれに

3. 保存と美味しく食べるコツ

  • 冷蔵保存で2〜3日以内に食べる(ラップでしっかり包む)
  • 冷凍保存もOK!自然解凍でしっとり感をキープ
  • 食べる前に常温に戻すと、より美味しくなる

抹茶ケーキは、作り方のコツさえつかめば、自宅でも簡単に作れるスイーツです。シンプルなレシピながら、抹茶の風味を活かした大人の味わいが楽しめます。

ぜひ、今回のレシピを参考に、自分好みのアレンジを加えて、抹茶ケーキ作りを楽しんでください!

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